メキシコへ旅行する際によく迷うのがどの通貨がお得で便利かということではないでしょうか。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、メキシコの通貨は「ペソ」で、日本での入手は結構難しいです。ちなみに、2017年8月22日の時点で1ペソは約6,2円となっています。メキシコのペットボトルの量は600mlが主流ですが、例えばコーラー1本の値段は14~16ペソくらい。約86円くらいなので、日本のディスカントストアより少し安いくらいでしょうか。

ここ数10年は5円後半から6円前半を推移していますが、こればっかりは我々ではコントロールできません。だからこそ、どの方法が一番損をしないお金の使い方が重要になってくるかと思います。

メキシコでお金を使う場合、日本でペソに交換すべきか? ドルを持っていくべきか? それとも、クレジットカードを使う方がいいのか? 今回は、私なりに損をせず、なおかつ便利なメキシコでの通貨術をお伝えいたします。

メキシコシティの対ドルの為替(2017年6月)

『クレジットカード』と『デビットカード』の2つを使いこなす

色んな方法があり、それぞれ、メリットデメリットがありますが、結論を言うと、クレジットカードとデビットカードを使いこなすのが便利でお得です。

クレジットカードは、銀行のATMをはじめ、街のスーパーやコンビニエンスストアのATMで現金を引き出すことが出来ます。また、スーパーやコンビニ、中級以上のレストランやホテルでも使え、使った分だけポイントも付与されます。手数料もカード会社によって変わってきますが、多くが1%後半台です。カード会社の普及順はVISA、マスターカード、次にアメリカンエクスプレスカードといったところです。

デビットカードは近年人気が高まっています。私がメキシコに行った時、ほとんどのATMで現地通貨を引き出すことが出来たので、ほんとに便利でした。大手の銀行でしたら、ほぼデビットカードを出しており、クレジットカードほど審査が厳しくなく、簡単に作ることができます。

それぞれ、銀行によって多少の違いがあります。私は、三井住友銀行から出ているデビットカードを使いました。引き出しの手数料も100円くらいで日本のATMとさほど変わらいのが安心でした。他の会社のカードだと2回まで無料などのものもありますので、一度、ネットなどで比較することをお勧めします。

自分の口座残高から引き出すということは、預金以上は引き出せないという使い過ぎのリスクは軽減できますね。

ただし、お買い物の際の手数料もかかるので、現地でのお買い物は現金もしくは、クレジットカードで支払った方がいいです。ポイントの還元率は、クレジットカードの方がいいですしね。

つまり、デビットカードで現金を引き出し、お買い物や観光はその引き出した現金で支払ったり、クレジットカードを使うという方法が現時点では便利でお得な方法です。

 万が一に備え『ペソ』の現金化も

一方で、カードが使えないところ、また、私や私の周りにはいませんでしたが、クレジットカード(スキミング)の悪用もあること。そもそもクレジットもデビットカードも持っていない人もいらっしゃるでしょう。

そういったことを考えて、メキシコで旅行する際の換金についてもお伝えいたします。

ちなみに、私も昔よく使っていたトラベラーズチェックはメキシコでは使えなくなりましたので、注意しましょう。

安心の為、日本国内でメキシコペソを入手

成田国際空港のメキシコペソ対日本円(2017年9月)
福岡国際空港のメキシコペソ対日本円(2017年9月)

メキシコに着く前に、現地通貨を持っていたいと思う方は、インターネットで三井住友銀行の外貨宅配サービスというシステムがあります。ネットで必要なペソを注文して、1週間以内にご自宅に代金引き換えで届くという便利なサービス。ただし、1ペソ当り、2円の手数料がかかるとのこと。結構割高ですが、万全の準備を整えたい方向けですね。

他にも、トラベックスという都内などの駅周辺にある両替所や空港の中の両替所はペソに交換できます。でも、こちらも2円近くの手数料がかかってくるのであまりお得とは言えませんね。

また、「日本円をどっさり持って行って、現地で換金すればいいじゃん」という方法はあまりお勧めできません。なぜなら、メキシコ現地で日本円を交換できるところは、一部の銀行しかなく、しかもレートが悪いからです。メキシコで円の需要はないので、手数料が高いのも想像できるかと思います。

それでも、ドルもクレジットカードも持っていないという人、一応、空港の両替所は日本円も換金できますので、メキシコに着いたら空港周辺で両替をしておくことをおすすめします。

昔からの王道アメリカドルを持っていく

次は、日本でアメリカドルに換金してから、メキシコ現地でペソに変える方法です。クレジットやデビットカードを使わない方向けですが、考えてみれば、10年以上前はこの方法が主流だったと思います。

アメリカドルは、日本の銀行や両替所などで、簡単に両替できます。ネットでもその時のレートが出ているので、できるだけ円高の時に交換したいですね。ちなみに、円からドルに換金する際は、手数料が2円後半くらいです。

日本円からペソに変えるよりは、だいぶ率は良くなりましたが、もう一度、ドルからペソに変える、つまり、2回両替する必要があるので、その分手数料がかかってくると思った方がいいですね。

アメリカとメキシコはお隣の国ということもあって、ドルからペソに交換できるところは、多いです。(ただし、1日にドルからペソに両替できる金額は300ドル程度と上限があります)

主要な都市ならば、銀行はもとより、沢山の換金所があり、中にはドルを使えるお店もあります。

余談ですが、地方の個人商店でクレジットカードは使えないけど、ドルで払うことは出来るというお店もありました。

私は、ちょうど、ペソを切らしていて、ドルならOKと言われ、その場でネットでレートを確認して持っていたドルで払いました。「クレジットカードがスキミングされたら怖いな」とも思っていたので、ドルを持っていて良かったと思いました。

メキシコ人も、ドルを持っていれば安心だし、ドル高、ペソ安になれば、彼らも換金するときに得をしますからね。

あとがき

いかがでしたでしょうか。

それぞれ長短ありますが、手数料などを考えながら、いくつかの方法を取り入れて使うことがいいと思います。

冒頭にもお話ししましたが、日本で2,3日の活動用にドルを用意しつつ、現地ではクレジットカードとデビッドカードを使い分けるというのが、賢い方法かなと思います。

それでは、良い旅を!